高年齢者の雇用確保措置 その1.そもそも高年齢者とは何歳から?

 定年の引き上げ、定年後の再雇用、高年齢者の雇い入れなど雇用の話で、

高年齢者という言葉が頻繁に出てきます。

中年、中高年、中高年齢者、高年齢者、後期高齢者

とその他にも似たような言葉をよく聞きます。

中年、中高年という言葉は、

人によって年齢や見た目で判断されることが多そうです。

後期高齢者は、国民健康保険では75歳以降の方をさします。

雇用の場面では、高年齢者、中高年齢者を次の年齢としています。

高年齢者 55歳以上の方

高年齢者等の雇用の安定等に関する法律施行規則より

第1条 (高年齢者の年齢)

 高年齢者等の雇用の安定等に関する法律第2条第1項の

厚生労働省令で定める年齢は、55歳とする。

中高年齢者 45歳以上の方

同規則より

第2条(中高年齢者の年齢)

 高年齢者等の雇用の安定等に関する法律第2条第2項第1号の

厚生労働省令で定める年齢は、45歳とする。

 私は、この法律施行規則の定義では、来年「中高年齢者」となるようです。

自分では、「中高年」という響きを感覚的に遠くに感じていましたが、

なんかせつない現実です。


静岡人事労務案内人

静岡の社会保険労務士です。社員の募集・採用から退職まで企業を取り巻く労働法をご案内しております。